家族のこと

自分は、寂しがり屋で甘えん坊で、わがまま放題やらせてもらって、ずっとずっと甘えてた。心配ばっかりかけてこんなに愛されてるのに応えられない自分が情けないと思ったりする。

うちの家族は基本的にみんな口数が少なくて、揃ってご飯食べてても会話は極端に少ないような、ほかと比べればすごく淡泊な家族。顔を合わせても声をかけないこともあるしね。
家族旅行は恒例行事で、それぞれが好きなようにリフレッシュするためになってるけど、計画するのは全部母親で、みんなはついて行くだけ。
ただ、お互いのことは少しずつ気になったりしてて、心配されたり怒られたり褒められたり安心させたり、みんなのことは大好きだし、自分もものすごく愛されてると思ってることは確かです。

そのうえで、家族の中で本気で踏み込むことはほとんどない。「理想の家族」、何でも言い合える助け合える信心の面から言えば同志になれる、自分の中ではまだ曖昧だけどそんな理想からは少し遠いのかなと思う。
兄弟が3人とも成人して(育ててくれた両親へありがとうございます)、お互いのくだらない生活のことや何でもないことを気軽に話すことも一緒にテレビを見て笑うことすら少なくなったり、会話もメールも連絡事項チックなものだったり、ただ一緒に生活してるだけの人間なのかなって思うと寂しすぎて。本当に心を通わせられてる家族なのかなって不安になる。

家族のことは、こうやって考えるのも気恥ずかしいというか、当たり前の存在なのに、どうしてもうまく整理できない部分がある。自分の本当の根っこを決めてる部分だとどこかで分かってるからかもしれない。

とにかく、今までずっと一緒に生きてきて、過剰な心配とか感情表現とか考え方、つまり生き方を一番分かり合えててる人たちだということは確かなことで。これは、離れて一人暮らしして初めて感じられたことだけど、お互いを気遣えることはやっぱり貴重なことだしそれ自体が幸福なことだと思う。

今、考えることは、甘えるだけじゃなくて、信頼すること。信頼できてないはずはないけど、意識的にそこができるようになれば、少しは整理がつくんじゃないかなぁ。
家族に頼って、あとで自分が何か大きな恩返しができる人間になるために、今がある。