著者/訳者:村上 龍
出版社:NHK出版( 2004-08-27 )
定価:¥ 1,575
単行本 ( 269 ページ )
ISBN-10 : 4140808829
ISBN-13 : 9784140808825
人生における成功者の定義と条件
村上 龍 (著)
単行本: 269 p ; サイズ(cm): 17
出版社: NHK出版 ; (2004/08/27)
村上龍と、安藤忠雄・利根川進・カルロスゴーン・猪口邦子・中田英寿の対談集。
読み終えて思ったのは、?この本に出てくるそれぞれの分野で一流の人間たちは、自分の仕事に絶対的な誇りを持っているということ、?彼らはその仕事によって社会全体と対話できる、対話していくのだと感じているということ。
面白かったところは、利根川進さんが、「秀才はなかなか決められないと思うんです。あれもあり、これもありと思う。それが一つの問題です。」と。
「脳を研究していてますます分かってきたんだけれども、人間というのは環境にものすごく影響される動物なんです。ある環境にどっぷり浸かっている人間は、その狭い考え方で生きている。それを変えるというのはなかなか難しいことです。(中略)人間は自分の生きている環境に洗脳されて生きている。それをがらっと変えるのが難しいのは当然なんだけれど、特に頭のいい人は難しい。なぜかというと、変えるのはリスキーだからです。ひょっとしたらうまくいかなくて、食ってもいけなくなると思ってしまう。あまり深く考えない人間のほうが変えやすい、コミットしやすいということもあるんです。」
天才にしかできないことだと思った。頭脳とともに、感性を磨くということの大切さ。そこが鍵だと思う。
必要なことは、目的を明確に持つかどうか。もうひとつは、具体的な目標・計画。最後に行動。
当たり前のようだが、これしかないのである。
